このカテゴリーは音の実験室として使用します。
第1回目の実験として滝廉太郎の「荒城の月」を題材として、スケールのテストをします。
ナチュラル・スケール上には7つのモードが存在することはご存知のことと思います。
1)イオニアン (「ド」から始まり「ド」で終わる音階)
2)ドリアン (「レ」から始まり「レ」で終わる音階)
3)フリジアン (「ミ」から始まり「ミ」で終わる音階)
4)リディアン (「ファ」から始まり「ファ」で終わる音階)
5)ミクソリディアン(「ソから始まり「ソ」で終わる音階)
6)エオニアン (「ラ」から始まり「ラ」で終わる音階)
7)クロリアン (「シ」から始まり「シ」で終わる音階)
普通の「ドレミファソラシド」は「イオニアン」になります。小難しい名前ですが、ギリシャの地名から来ているそうです。
それはともかく、本題に入ります。
まず、この7つのスケール上に「荒城の月」を移植したらどんなお月様が出るのでしょう。イメージできますか?
私は出来ないのでやってみることにしました。
しかし困ったことに、いたずら好きの店長が勝手に捏造した人工のスケールを1つ紛れ込ませていたので、厄介なことになってしまいました。
1番目のお月様が原曲のお月様であることはわかるのですが、何番目のお月様が人工のお月様かわからなくなったわけです。
どなたか教えていただけませんか。
※演奏の途中に次の曲をかけるとおかしくなりますので、ストップボタンを押してからにしてください。
荒城の月(イオニアン)・ミディ(modeA.mid)
荒城の月(ドリアン)・ミディ(modeB.mid)
荒城の月(フリジアン)・ミディ(modeC.mid)
荒城の月(リディアン)・ミディ(modeD.mid)
荒城の月(ミクソリディアン)・ミディ(modeE.mid)
荒城の月(エオニアン)・ミディ(modeF.mid)
荒城の月(クロリアン)・ミディ(modeG.mid)
荒城の月(捏造)・ミディ(modeH.mid)
Arranged by Londo Station
2007年02月15日
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