2007年02月14日

気持ちの体操 その1

皆さんは「音楽の三要素」という言葉を、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

1)メロディー(旋律)
2)ハーモニー(和音)
3)リズム(律動)

単なる音にはこのようなものは存在ししませんが、音を楽しもうとすると、どういう訳かこの三つが重要な意味を持ってまいります。

一体どうなっているのでしょうか?

私が思うに、音楽そのものにこのようなものがあるのではなく、むしろ聞いている私たちに音を3通り楽しむ感覚が備わっているのではないかと思うのですが。

心地よいメロディーは頭の中に滑り込んできます。躍動感のあるリズムは心臓の鼓動のように体に反応します。
ではハーモニーはどこへ行ってしまうのでしょうか?

いい音を聞いたとき「心にしみる」と表現されることがありまが、私は、これがハーモニーの行き着く先だと考えております。

そんな訳で、ここからがコード・スタディーの本論になります。
この機会に、和音(コード)を使用した「気持ちの体操」をして見ませんか。

それでは、譜面が用意できましたので「気持ちの体操」をしてみたいと思います。

最初は、単純な主要3和音のみを使用します。また、小難しいコード記号は一切使用せず言葉で表記します。

1)「ドミソ(ど味噌?)」の和音
2)「シレファ」の和音
3)「ドファラ」の和音

それでは、トレーニングに入ります。
まず、「ドミソ」と「シレファ」を使用します。
要点は、個々の音を聞くだけではなく、音と音の間の「響き」を胸の辺りで感じ取り、ハーモニーにより気持ちを動かすことです。


cl001.gif


和音1:

次に「ドファラ」の和音を加えてみましょう。


cl002.gif


和音2:


いかがでしたか?
posted by Londo at 15:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ロンドの音楽ファイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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