小口太郎 作詞・作曲「琵琶湖周航の歌(びわこしゅうこうのうた)」
2007年10月3日(水)曇り
今日は、昨日喫茶店に置き忘れた傘が戻ってきました。
面倒な仕事が片付いたので、帰りに昨日と同じ喫茶店でゆっくりとコーヒーを頂いてきました。店員さんに尋ねてみると、傘を保管していただいていたようです。
立派な傘と、みすぼらしい傘と二つ持ってこられて、店員さん曰く、
「どちらでしかたか?」
私は迷うわず、みすぼらしい方を返していただきました。みすぼらしくても、間違いなく私の傘です。
「たかが傘、されど傘!」
この傘を作る現代の技術も、何万年にも及ぶ道具と機械の歴史なくしては、なし得なかったことです。道具を改良することによって、人の手は発達し、手の発達が脳の発達を促したとも言われています。道具の改良こそが「人に近い猿」から「猿に近い人」を創り上げたと見る事も出来るのではないでしょうか。
環境保全のためにも、「物」は大切にしたいものです。
てな訳で、いにしえを偲ぶ歌をご紹介します。と言っても、どなたでも知っている曲ですね。
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歌詞もP.D.に成っていますのでご紹介しておきます。
1)
われは湖(うみ)の子 さすらいの
旅にしあれば しみじみと
昇る狭霧(さぎり)や さざなみの
志賀(しが)の都よ いざさらば
2)
松は緑に 砂白き
雄松(おまつ)が里の 乙女子は
赤い椿の 森陰(もりかげ)に
はかない恋に 泣くとかや
3)
波のまにまに 漂(ただよ)えば
赤い泊火(とまりび) なつかしみ
行方(ゆくえ)定めぬ 波枕(なみまくら)
今日は今津か 長浜か
4)
瑠璃(るり)の花園 珊瑚(さんご)の宮
古い傳(つた)えの 竹生島(ちくぶじま)
佛(ほとけ)の御手(みて)に いだかれて
ねむれ乙女子 やすらけく
5)
矢の根は深く 埋(うず)もれて
夏草しげき 堀のあと
古城にひとり 佇(たたず)めば
比良(ひら)も伊吹(いぶき)も 夢のごと
6)
西国(さいこく)十番 長命寺(ちょうめいじ)
汚(けが)れの現世(うつしょ) 遠く去りて
黄金(こがね)の波に いざ漕(こ)がん
語れわが友 熱(あつ)き心
Note:
瞑想(meditation)を感じさせる曲想です。いい夢を見て下さい。
それでは、おやすみなさい。
Arranged by Londo Station