今日は「ゴンドラの唄(ごんどらのうた)」を使用して「ペンタトニック(Pentatonic)」の実験をして見たいと思います。
関連記事:
スケール「ペンタトニック」の妙
PDF「ゴンドラの唄(ごんどらのうた)」楽譜スケッチ
私の好きな沖縄では、一般的に次のような5音階が使われています。
ペンタトニック
※沖縄では島や地域によって、独自の音階もあり、必ずしも一様ではありませんので、ご注意ください。上記の音階は「一般的」な意味での5音階です。
そこで、中山晋平作曲「ゴンドラの唄(ごんどらのうた)」をこの音階の上に移植したらどうなるのでしょうか。
上の5音階には「レ」と「ラ」がありませんので、この「レ」と「ラ」を「ミ」と「シ」に全音程持ち上げて移植します。かなり強引な、押し込み強盗的な手口ですが、結果は次のようになります。
ゴンドラの唄沖縄バージョン
どうでしょうか。思ったほど沖縄っぽくはなりませんでしたが、すこし沖縄に近づいた感じがするのではないでしょうか。
結論:
※5音階から別の5音階への移植にはかなり無理がありそうです。音程関係をもう少し整理する必要があるかもしれません。
Arranged by Londo Station